2009年2月22日日曜日

資生堂のマーケティング

誰もが知っている資生堂のマーケティングをご存知でしょうか?


資生堂は、本社を主体としたブランドマーケティング、チェーンストアーをストアマーケティング、販売会社をエリアマーケティングと3つのマーケティングに分類し活動を展開しています。


まず、ブランドマーケティングとは、それぞれの商品価値を消費者に共感してもらうことで、その商品に対するロイヤリティーを高めるという手法です。

具体的には、リーディングブランド(幅広い世代の消費者獲得)と、メリット化ブランド(チャネルのメリット化を促進)の二つに分け、ブランドの特性に合わせたマーケティングを展開することをいいます。

女性であれば資生堂を誰もが知っている上に、そのブランド力を感じているでしょう。
この背景には、このようなマーケティング戦略があるのです。


また、ストアマーケティングとは、店舗のメリットを生かしたコンセプトを明確にさせ、これにみあった品揃え、店作り、接客を行い消費者がお店に対するロイヤリティーを高めることをめざすことをいいます。


そしてエリアマーケティングとは、地域性やその店舗にあった商品(ブランド)を投入し、各店舗のメリット化を推進することで市場性の向上をめざすことをいいます。


資生堂は、このような三者合作の共創マーケティングを確立させ、それぞれのノウハウを生かした推進をし、消費者のニーズに対応した事業展開をおこなっているといるのです。

この戦略からは非常に多くの示唆を得ることができますね。

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